遺伝子組み換えとゲノム編集

よく、商品の表示ラベルを見ると『遺伝子組み換えでない』という文字を見ることが多いと思います。
それもそのはず、"遺伝子組み換え"商品に関しては、明記義務があるからです。

しかし、今年9月に解禁になった"ゲノム編集"食品に関してはどうでしょう。
実は、内容の届け出義務のみで、安全審査も表記の義務もありません。
つまり、もう既に知らないうちに食卓に並んでしまっている可能性があるということなのです。

遺伝子組み換えとゲノム編集の違い

遺伝子組み換え食品では別の遺伝子を入れこみます。
それによって人間に危害が及ばないか、企業は成分解析や動物実験などを行い、アレルギーの原因物質や発がん性物質などが新たに生み出されていないことを確認し、そのデータを国の食品安全委員会に提出した上で、国の安全性審査を受けることが義務づけられています。

ゲノム編集食品では遺伝子を切ります。
その食品のデメリットである遺伝子を切り取ることで、機能喪失させ、メリット部分だけを残した食品にするというものです。
この場合、品種改良自体も天然の放射線などでゲノムが切れることによって起こっていたりすることもあり、近いプロセスを踏んでおり科学的にも区別ができないという理由で安全審査は必要なしという判断になります。
 

潜むリスク

ゲノム編集には、大きくは別の遺伝子を切ってしまった場合に突然変異をしてしまう可能性が指摘されています。

「身の量が多くなった魚」
「極端にアレルギー物質が少ない食品」
「極端に収穫量を多くした穀物」

一見すると、とても魅力的に見えるかもしれません。

しかし、それほどの変化を与えてしまう力が遺伝子組み換えとゲノム編集には存在している訳です。また、研究によって安全の証明が解明しきれている訳でもありません。
いずれは、遺伝子組み換えとゲノム編も安全と保証できる時代がくるかもしれませんが、
現段階では、未来に大きなリスクを背負う可能性も否定できないのです。

そのため、消費者には、せめて選ぶ権利が必要だとSOYSOYSOYは考えます。

もう既に日本の食卓には知らず知らずのうちにゲノム編集食品が入り込んでいます。
とはいえ、海外からの輸入品が全てという訳でもありません。
日本では、長年種を守ってきた種子法も既に廃止になったため、例え、国内有機栽培であったとしてもゲノム編集食品が栽培されていてもおかしくはないからです。
 

自身で選択していく時代に

時代は確かに移り変わっています。

様々な研究や開発から、食の選択肢は多いに増えてきたといえます。
これからはまさに、自分自身で食べるものは自分自身で選んでいく時代に突入したといえるのではないでしょうか。

今一度、自身が普段食べているものをしっかりと見つめてみませんか?
あなたにとってベストな食の選択は何なのかを。

SOYSOYSOYの大豆コーヒーでは、
遺伝子組み換えでもなく、ゲノム編集でも無い日本古来の種を、しっかりとトレサビリティーされた国内の農家さんが有機で大切に育てた大豆のみを使用しております。

これから先、遺伝子組み換えとゲノム編集の解明が進んでいくことを期待しています。